気になるゲームが続々登場 中編
前回、前編で取り上げたゲームに引き続き、適当に選んだ、発売前のゲームを紹介していこう。
デジモンワールド〜next Order〜 (開発・発売元:バンダイナムコゲームズ)
1999年に産声を上げて以来、根強い人気を誇る『デジモンワールド』シリーズ。その新たなる舞台が、PS Vitaで開幕する! シリーズの原点である“デジモンとの冒険の楽しさ”を追求した、未知の世界に飛び込め!!
『デジモンワールド -next 0rder-』は、デジタルワールドに迷い込んだ主人公と、そのパートナーデジモンが冒険を繰り広げるRPG。本作ではデジモンのリアルタイム育成やAIバトルといった、シリーズならではの要素を進化した形で楽しめる。
(PlayStation ソフトウェアカタログより)
1999年1月28日に第1作品目がPS(PlayStation)で発売されてから17年になるこの「デジモンワールド」。育成RPG(ロールプレイングゲーム)のシステムで進行していく本作は第6作品目として、発売した。
本作のデジモン、総称はデジタルモンスター、1996年に株式会社ウィズ企画・原案ののち、1997年6月26日に大手玩具メーカーバンダイが発売した携帯育成ゲーム。
1996年6月26日にモンスターを育てる携帯ゲーム、『デジタルモンスター』の第一弾を発売。バンダイの商品ですでに成功していた育成ゲームたまごっちにバトル要素を加えた、男の子向けの「戦うたまごっち」をコンセプトとした。発売後、すぐに大ヒットとはならなかったが、後続のシリーズがリリースされていった結果、小中学生を中心に徐々に知名度と人気は高まり、日本全国の都市圏でデジモンキーやボルケーノ太田を司会者とするD-1グランプリという公式大会も開かれた。
さて、この「デジモン」個人の知識としては、アニメとして放映されてたものをすこし見て、ほんの一握りにもならない知識をもっているだけであり、あまり好んで見ていたわけではないが、クラスで、デジモン好きの相手がこのことを話していたので、久しぶりに調べてみた訳だが、ゲームだけで全11作品、アニメーション作品でも映画、3D映画化もされた歴史深い作品であるので、あまりこういうのもしないという人も、一度はやってみると、想像以上に楽しめるかもしれない。発売は3月17日、CERO*1A(全年齢対象)。(対応プラットフォーム:PS Vita PS Vita TV)
DARK SOULS Ⅲ (開発・発売元:フロム・ソフトウェア)
霧に覆われ、古竜と呼ばれる朽ちることの無い竜達が支配していた遠い昔。
そこで突如発生した「最初の火」とよばれるそれは、無に近いその世界に様々な差異をもたらした。
熱さと冷たさと、光と闇と、生と死を。
そして、闇から生まれたものたちは、生命の源たるソウルから王のソウルを見出した。
「最初の死者ニト」「魔女イザリスとその娘達」「太陽の光の王グウィンと彼の騎士たち」そして、「誰も知らぬ小人」。
彼らは王の力を得て、支配者である古竜達に戦いを挑んだ。
グウィンの雷が岩のウロコを貫き、魔女の炎は嵐となり、死の瘴気がニトによって解き放たれた。
最後は古竜達を裏切った「白竜シース」の助力が決め手となり、古竜達は敗れ、王達の時代「火の時代」が始まり繁栄していった。
しかし、火の時代を支えていたはずの全ての始まりたる「最初の火」が消えかかり、
世界は再び霧に覆われ始め、夜ばかりが続き、
人々に不死の呪いの証「ダークリング」があらわれはじめ、患った人は「不死人」と呼ばれるようになった。
不死人はやがて考える器官を失い、誰とも構わず襲う「亡者」に変貌する。
そのためダークリングを患った者たちは、健全な人々から嫌われ、追放され、世界の終わりまで幽閉される運命にあった。
悲運な運命を背負う不死人達。
だが一方で、選ばれし不死人は幽閉の身から脱し、
王達が祀られる地「ロードラン」へ向かい、古い王達への巡礼を許されるという伝承があった。
(Wikipediaより)
世界中で大ヒットした「DARK SOULS(以下ダークソール)」シリーズの第3作品目がついに登場。システムは基本的に「Demon's Souls」を継承しており、そこに新たなアクションを追加し、おなじみの高難易度は健全。フィールドはシームレスで継続しており、ローディング画面をはさむことなく移動ができる。 プレイヤーは各地にある篝火で休むことにより、回復、エスト瓶(回復アイテム)の補給、獲得したソウルでレベルアップや武器の修理などができる。篝火で休めばそこが復活地点となり、死亡してもそこから再スタートすることが可能である。
絶望と希望のファンタジー作品である本作は、アクション、演出が大幅に進化されており、これまでのダークソールとはまた違う面白さが得られる訳だが、それと同時に本格的なバトルに高難易度という設定に、苦手な人は多いだろう。ただでさえ高難易度な上に、シビアな操作性が要求されるので、アクションがただ得意という訳にはなかなかいかないだろう。ただ、それを乗り越え、クリアしたときの達成感はとてつもないことだろう。
本作には新たに「戦技」というシステムが搭載。これは武器によって固有のアクションが追加されている。たとえば、グレートソードでは相打ち覚悟で攻撃する“踏み込む”アクションが加わり、これまでとは一味違った立ち回りが可能になっている。また、戦技の追加によってキャラクタービルドの選択肢が今まで以上に広がっている。
DARK SOULSⅢ、発売:3月24日 CERO:D(17歳以上対象)
コンテンツアイコン*2暴力
(対応プラットフォーム:PS4)
PSYCO-PASS 選択なき幸福 (発売元:5pb.)
2015年5月28日にXbox版として発売された「PSYCO-PASS 選択なき幸福」をPS4、PS Vitaとして発売されるオリジナルシナリオゲーム*3。
欲望や感情、社会病質的心理傾向など、人が持つあらゆる内面的要素が数値化され、理想の数値を目指すことがよき人生と考えられている世界……。計測値によって定められる正義と理想は、本当に正しいのだろうか——?
本作は人間の心理状態や性格的傾向を計測し、それらを数値化できるようになった未来世界を舞台に展開するアドベンチャー。“公安局刑事課一係”と呼ばれる警察部署に所属する人々を中心に、世間を騒がすある事件を追う姿が描かれていく。
犯罪に関する数値である“犯罪係数”が高く、犯罪の根源に近づける反面、自身も犯罪者になりうる可能性を秘めた実働部隊“執行官”と、彼らを指揮・監視する立場の“監視官”。両者の危うい関係性がたどり着く“正義(シビュラ)”の先にある真相とは——。
(PlayStationソフトウェアカタログより)
本作の進行は基本的にノベルタイプに、時折出てくる選択肢を選んで進める。選択によってストーリーは変化していき、それぞれの結末を迎える。ゲーム開始時に、剱拓真(つるぎ たくま)か誓湯撫子(くがたち なでしこ)かを選択し、ストーリーを開始する。
本作PSYCO-PASSは原作を含め、全く知らないため、見解は述べられないが、ノベルゲームが好きな人にはぜひともプレイしてみたい作品ではないだろうか。(詳細はPSYCO-PASS選択なき幸福の公式サイトを参照「PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福」PlayStation®4&PlayStation®Vita 2016年3月24日(木)発売予定 - MAGES. / 5pb.)
発売:3月24日 CERO:C コンテンツアイコン:暴力*4犯罪麻薬等薬物*5
初音ミク—Project DIVA—X (開発元:株式会社ディンゴ 発売元:セガゲームズ)
セガより発売された音楽ゲーム*6「初音ミク—Project DIVA—」シリーズの最新作。2009年にPSP*7にて発売され、本作が第6作品目になる。これまでの総合売り上げ約100万本を達成した。
2007年8月にクリプトン・フューチャー・メディアから発売された「初音ミク」は、合成音声による歌声を用いた演奏が可能なWindows用のシンセサイザーソフトウェアで、ソフトを使用して作成された楽曲の数々や、歌声の主として設定されたバーチャルアイドルのキャラクターが人気を集めた。本作ではゲームの主要人物として初音ミクのキャラクターが登場し、「初音ミク」の合成音声による楽曲を使用したリズムアクションゲームを楽しんだり、ミクの衣装を変更したり、部屋でくつろぐミクの様子を観察したりすることを趣旨としている。本作はあくまでキャラクターを起用したゲームであって音声合成ソフトウェア「初音ミク」の移植作品ではないため、合成音声による歌声を歌詞とメロディから作成するといったDTM(Desktop Musicの略称)ソフトとしての機能は用意されていないが、元々「初音ミク」は歌を作るというソフトであることから、創作的なことができるようにという意図を込め、モーションを組み合わせて初音ミクが歌い踊る映像を作成したり、自分で用意した音源を用いて独自のリズムゲームを編集するゲームモードが用意されている。
メインビジュアルには、初音ミクのキャラクターデザインを担当したKEIを起用している。作中にはミクの台詞もあり、合成音声ソフトウェア「初音ミク」に歌声ライブラリを提供した声優、藤田咲が出演している。初音ミクのモーションアクターは小倉唯が担当した。
本作では、Web上でのCGM(消費者生成メディア)が中心的な役割を果たした初音ミクのブームを反映して、ニコニコ動画を通じて発表され話題を集めた楽曲や、ファンによる創作から生まれた設定や関連キャラクターなどもゲーム中に取り入れられた。また、クリプトン社が運営する投稿サイト「ピアプロ」とのコラボレーション企画として、本作のための楽曲やコスチューム、ローディング画面などに使用されるイラストの募集も行われ、ゲーム内に使用されている。募集企画には2,000通以上の応募があり盛り上がりを見せた。
『1st』の発売後は1週間で10.1万本を売り上げ、メディアクリエイト調べの全国ゲームソフト販売ランキングにおいて週間2位(PSP用ソフトとしては週間1位)を記録した。セガによるアンケートの集計結果では、ニコニコ動画や公式サイトで本作を知ったという回答が多数を占めたといい、インターネット上の盛り上がりを追い風にできたことが大きな反響に繋がったと考えられている。(Wikipediaより)
バーチャルシンガーとして初の武道館ライブも成功させた電子の歌姫・初音ミク。彼女が主演のリズムアクション『初音ミク -Project DIVA- X』がPS Vitaで登場!
本作は、『Project DIVA』シリーズの歌うようにプレイするというコンセプトはそのままに、さまざまなイベントを楽しみながらクエストに挑戦する“ライブクエスト”モードを追加して、ゲーム性がアップ。また、シリーズ初となるメドレー曲も見逃せない!
本作のメインとなるライブクエストモードは、“ニュートラル” 、 “キュート” 、 “クール” 、 “ビューティ” 、 “カオス”という5つのエレメント(属性)がつかさどるエリアが舞台となる。ニュートラルから始まって、各楽曲に設定されたクエスト(課題)を達成すると、ジェムと呼ばれるゲージにボルテージが溜まっていく。ジェムが満たされると、次のエリアへの扉が開くという仕組みだ。
また、モジュール(コスチューム)やアクセサリにもエレメントが設定されており、各クエストのエレメントにあわせたコーディネートで、効率よくボルテージを上げることができる。(PlayStationソフトウェアカタログより)
電子の歌姫、初音ミクを主役とした音楽ゲームである本作に、いくつかの仕様を追加させたゲームで、「歌うようにプレイする」というのがコンセプトとなっている。
新要素であるライブクエストモードは、ミクたちキャラクターとの会話イベントを楽しみながら、5つのエリアをめぐりリズムゲームをプレイ、予め設定されたクエスト(条件)をクリアすることで進めて行く新しいプレイモードです。易しいクエストから徐々に難度を上げていき、ミクたちと一緒にうまくなっていく感覚も楽しむことができます。また、従来のDIVAルームでのコミュニケーション要素とリズムゲームが合体、さまざまなイベント、展開が待ち受けます。さらに、このモードでは新しいクリア評価の仕組みを導入! リズムゲームを通じて「ボルテージ」を高めていき、設定値を満たせばクリア。
なお、本作は従来のルールに近いフリープレイモードも収録しています。
ライブクエストモードで入手した「楽曲」「ステージ」「モジュール」「アクセサリ」などは、もちろん
「フリープレイモード」でも使用可能です。
(公式サイトより)
さまざまなアーティストたちによって書かれた楽曲を一つにまとめた本作では、リズムゲームが苦手な人でも、十分楽しめるように設計されているため、気になる人は調べてみては?
公式サイト:初音ミク -Project DIVA- X
発売:3月24日 CERO:B(12歳以上対象) コンテンツアイコン:セクシャル*8
さて、今回はここまで。これ以上だと読む人に負担がかかるかもしれないので、次期記事は後編として、いくつか取り上げたいと思っているので、よければそちらの方も。
前記事:http://konann1997.hatenablog.com/entry/2016/03/10/気になるゲームが続々登場(前編)
次記事:http://konann1997.hatenablog.com/entry/2016/03/26/気になるゲームが続々登場(後編)
3月16日 23時投稿
修正:URLを発行しました。
*1:コンピュータエンターテインメントレーティング機構の略称で、ビデオゲームの適正年齢を審査するところである
*2:ゲームのレーティングには年齢だけでなく、ゲーム内での一部演出にはパッケージにアイコンを表記することが定められている。たとえば、「手にナイフを握っているマーク」は暴力を意味し、暴力シーン(イベントムービーだけで無く、ゲームアクションでも同様。また、銃火器などの仕様も含まれる)がある場合には、このマークの表記が必須
*3:原作に基づかず、オリジナルシナリオで進行するゲームのこと
*4:殺人や強盗など、法令に反する行動や犯罪を肯定する表現に対して設定される
*5:麻薬や覚せい剤、ドラッグその他違法な薬物を使用するか、それらを肯定したり取引するなどの表現に対して設定される
*6:音楽に沿ってリズムよく表示されたボタンを押していく、いわばリズムゲーム
*7:PlayStationPortableの頭文字を取った略称
*8:下着や水着などの肌の露出が多い衣装や、セクハラに相当する言動に対して設定される