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KONANN1997's Blog

日常生活で起こった出来事などを書いています

DNAはストレージ(容量)になる

日常生活内容

 人間の体の中に必ずあるもの、DNA( DeoxyriboNucleic Acid、デオキシリボ核酸)。通常は事件などで犯人特定などの用途で使われるDNAだが、ついにDNAはデータを読み書きできるデータストレージとなった。

 そもそもDNAのデータ、すなわち塩基配列(A=アデニン、G=グアニン、C=シトシン、T=チミン)の解析が行われたのは、みんな知ってる通り、「ヒトゲノム計画」。1953年に始まり、50年の歳月を得て、2003年に完了した。(詳しくはWikipediaにて)そんな中、DNAをデータストレージにする研究が、米国大学で行われ、開発されたのだ。

 これはDNAの塩基配列をベースにして、デジタルデータの読み書きを行えるようにしたというものだ。

 DNAストレージの最大の利点はスペースと期間だ。砂粒ほどの大きさのDNAの塊に、EB=エクサバイト(TB=テラバイトの100万倍)のデータサイズの保存ができるのだ。(ちなみにストレージ容量の順番は、GB=ギガバイト、TB=テラバイト、PB=ペタバイト、EB=エクサバイトの順)そしてこのDNAストレージ、長い期間保存ができる。磁気テープやフラッシュストレージの保存期間は70〜80年ほどに対し、DNAストレージは数百年、冷凍保存ではその倍持つと言われている。

 今の磁気テープも、最大147TB(富士フィルム開発の磁気テープ)の容量を保存できるが、ついにその磁気テープを上回る性能を持ったのだ。

 DNAの配列を自由に配列し、人工的に創りだすことは可能で、その中から必要な部分を取り出し、読み取ることも可能である。つまり、読み取り、書き込み共に実現しているのだ。

 ただ、これには重大な欠点がある。それは、「費用」だ。一回のデータ移行に必要な費用は計り知れないという。そのため、現時点ではコストの少ないテープストレージが一番ということになるが、いずれDNAストレージが企業の中で使われ始めるのも、時間の問題ということになっている。

                              4月26日 21時投稿

※ここからはゲーム「République(リパブリック)」のネタバレが含まれるので、見たい人だけ見てください。

  ゲーム、リパブリックの4章、「神の庭」でも、DNAをデータストレージにするというテーマがある。ゲーム中に手に入るDNAサンプルも、シークエンサーがあれば中から音声が聞けるという新たなシステムが織り込まれた。近未来的なシナリオの中に、もっと未来的になるという進み具合に、結構驚いたものだ。

 さて、主人公ホープの体の中には、大量のデータがDNAストレージの中に入っていたのだ。これにはさすがに驚いたよ。まさかそんなこと事実があったとは。このときはただのSFだとしか思ってなかったけど、一回調べてみたら出てきたから驚いたぜ、っていう話だったとさ。