Apple Keynote 10月28日
Appleのイベントの一つ、Keynote。この発表会で新製品の発表が行われ、今回は新しい「MacBook Pro」が発表された。
今回新たに発表されたMacBook Proは、上のファンクションキーを取り除き、「Tuoch Bar」という、アプリケーションに対応したボタンをそのTocuh Barに表示させてくれる機能。
この機能により、いちいち「F1」や「F3」と書かれていて、どこを押せばどの機能を担うのか、いちいちマウスを上部のファンクションボタンに持ってこなくてもいいのが、元々ファンクションキーの所をタッチするだけでよくなったのは、人によってはいいんじゃないかな。
しかも、このTouch BarにTouch IDが追加されて、ユーザのログインも、インターネットショッピングでのApple Payも、すべてが指先タッチだけで行えるようになった。
ただ、追加された分、消えたものもあった。今回新たなインターフェイス、「Thunderbolt3」が追加された。このThunderbolt3はUSB-Cと呼ばれる、新たなUSBタイプで、今までのUSB3.0等とは違うものになった。で、このUSB-Cが他のインターフェイスと取り変わってしまい、ついてるのは、そのUSB-Cとヘッドフォンジャックの二つ。SDカードスロットがなくなってしまった。
たとえあまり使わなくても、あるとないとでは大きく違ってくる。僕もあまり使用頻度は少ないとはいえ、使うことがあるので、この変更は痛い・・・。
しかもUSB-Cになったことで、これまで使ってきたUSB周辺機器が、変換アダプタなしには使えなくなってしまった。USB-Cは充電アダプタにもなっているので、モデルによっては2つしかついておらず、充電すると、片方はふさがり、もう片方が使えなくなってしまうが、まあそこは今までどおりなのであまり気にはしないけど。
だけどこのUSB-Cは互換性が良く、HDMIやEthernet、Micro-BやMini-Bなど、変換アダプタがあればどんなものつなげられる機能性を持つようになり、かつデータ転送速度が40GB/s*1とかなり早く、これは高い進歩じゃないかな。
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他の内容はApple TVのことだったり、iOS10.1で日本の交通機関が調べられるなどの内容なので、これといった内容は他にはなかったよ。
さて、今回の発表を得て、率直な感想をいうとなると、「あまり買う人はすくないんじゃないかな」。
今回増えたのはUSB-C(Thunderbolt3)とTouch Bar/ID。それを除くと至ってこれまでとほぼ一緒で、SDカートスロットを取り外したのは痛手だし。しかもあまり普及されてきていないUSB-Cしかないので、これまでのUSB周辺機器を使うとなるとアダプタが必要になる。
USB-Cのデータ転送量は前回の2倍になり、いろんなデータをコピーできるようになったはいいが、ストレージがSSD2TBで、大きいデータストレージではあるが、基本ノートにはあまり大きいデータを保存しておくことはないうえ、ノートで動画編集をするのも、中々しんどい(モデルによるが、CPUが熱くなるのが原因)ので、だったらデスクトップを買う人が多いと思う。
また、グラフィックが向上したはいいが、Macに対応しているゲームなんて少ないし、基本的にWindows対応が当たり前という状態になっているので、ゲームするにしてもするゲームがないんじゃ話にならない。実際Mac App Storeで配信されているゲームも少なく、ゲームの内容なんて高が知れてるので、する気も起きない。
さて、今回の発表会によってどんなものが出るか、わくわくしていたんだが、あまり期待通りなものではなかったが、まあともあれ、今回の発表会で買うのが人それぞれなので、なんともいえないけど、僕がもし購入を検討している人だったら、結構迷いそうということで。
10月28日 23時投稿
URL:MacBook Pro(http://www.apple.com/jp/macbook-pro/)
※本記事で使用した画像はApple公式サイトから引用したものです。