OSの互換性
目次 前ぶり:本題(HTMLページ内ジャンプが利用できます)
・前ぶり
コンピュータを使っている人の多くがMacかWindows。そのうちパソコン初心者やゲームプレイヤーがWindows、仕事関連がMac(多くがWindowsを使用)を使用している。
これに追加して、Linuxと呼ばれるOSがある。これは組み込みOSとして、Androidで使われている。他にもテレビ(番組表やメニューなど)やハードディスクレコーダー出使われている。(最近はjavaが多い。背面にjavaのマークがある場合はjavaを使用。)
そんな中、大半がMacかWindowsの二つが主流である今、この二つの互換性とやらが一番面倒な状態でもあるのだ。
基本的にソフトウェアには互換性を持っている。MicrosoftのOfiiceがいい例だろう。
たとえば、Word2008で作成した書類を、Word2013で開こうとしたとき、この場合は簡単に開け、文字化けもせずに、2008で作ったとおりに開くことができる。これは互換性があるということである。
ソフトウェアの中には、OSの互換性を持たない物が多くある。特にフリーゲームはそうである。フリーゲームの9割がWindowsの互換性しか持っていない。
OSの互換性を持っていないと、どうなるか。
Windowsでは実行ファイルの拡張子は「.exe」。Macの場合は、「.java」か、あるいは「.app」。「.exe」は実行ファイルとして機能してくれない。
つまり、「.exe」ファイルは、Macでは開けないということ。
これが一番厄介であり、面倒。Macユーザである僕からしては、実行すらできないのだ。
とはいえ、完全に実行できない訳ではなく、要は実行する環境を整えればいい。そのために使うソフトウェアとして、僕は「Easywine」を使っている。
これは「.exe」ファイルを、Macでも実行するドライバを持っている。なので、これを使えば、簡単に実行させることができる。
が、互換性は高い、けど完璧ではない。
一部のソフトウェア、特にフリーゲームは一部機能が動作しなかったりする。これに関しては理由ははっきりしている。DirectXが入ってないから。
Macのゲーム用APIは「Metal」というAPIだ。それに対し、Windowsのゲーム用APIは「DirectX」。今ではほとんど、というよりすべてのゲームにこのDirectXのインストールが必須となっている。高品質な2D、3Dの高速レンダリングとして使われていて、ゲーム開発時にこのDirectXを使って開発されていることもあるので、DirectXがない場合は、多分起動すらできないと思う。(詳しいことは分からない)
ちなみにこのDirectXはサウンド処理も兼ねている上、ほとんどのフリーゲームはREGツクールと呼ばれるソフトウェアを使用していて、このRPGツクールには、DirectXのインストールが要求されている。今のRPGツクールはMVとナンバリングされていて、スマホやMacでも遊べるようになった。(が、出回っているフリーゲームのほとんどがMVでのバージョンアップがされてないので、Windowsのみの拡張子しか付かない)
・本題
と、前ぶりが長くなってしまったので、ここからが本題。リンクジャンプでここに来た人は上の話は飛ばしてもらって構わない。
と言う訳で本題。このOSの互換性のおかげで、使いたいソフトウェアが使えないのだ。4月に学校に新たなパソコンが導入されるが、まあ当たり前のようにWindows。高いMacは導入されないよ。
学校のパソコンがWindowsなので、Windowsで使うソフトウェアを、この機会に使ってみようかなと思っている。
そのソフトウェアが、「Game Maker Studio」である。これは簡単に説明すると、2Dゲーム開発環境である。これはWindowsのみのソフトウェアで、直感的な開発ができるので、海外じゃあ、初心者が一番食いつく製品でもある。
が、僕はMacなので、インストールはできても、そこから先ができないという状況だ。なので、この期に使ってみたいという気はある。
Studio以外に、僕は「Unity」というゲーム開発環境を使っている。これはMacでも使えるので、今いじって居るところだ。
Unityは直感的に使えるが、僕の言う2Dゲーム開発には、タイルセットが必要であり、このタイルセットを束ねておく機能がない。なので、アセットストアからいいのをピックアップしたが、有料アセットなので、少々面倒。しかもプログラミングがあるのでもっと面倒(プログラミング素人)。
これもアセットストアから探したら、65ドルでビジュアルスクリプトがあった。しかも評価が高いではありませんか。
ちなみにビジュアルスクリプトとは、プログラムの集合であるセルを、ノードという線で繋いで、プログラムを組むこと。
これを使えば、どのセルとどのセルを組み合わせ、どのように設定すれば、どのように機能するのかが分かればいいので、簡単に使えるのだ。(勉強すればね。)
Studioは元から直感的な操作ができて、プログラミング知識がない人でも、開発が容易にできるという利点に優れている。が、これはゲームの出力がWindowsにしか出力できず、Mac版で出力しようとする場合は、150ドル(日本円約16000円)払わないといけない。しかもStudio自体がMacでは動作しないので、これまた不便。
Windowsを買えよって言われたそれまでなんだけど、今のストレージが180GBしか開いてない上、パーティションを区切らないといけないので、そこが問題。外付けHDDとWindowsを同時に買う余裕なんてないし。
まあタイルなら自分でも作れるので、そこは頑張ればいいかな。クラスメイトにも手伝ってもらえたらいいしね。(手伝ってもらえるのかは別問題。)
何はともあれ、OSが違うので、使いたいのも使えない、そんな境遇な訳なのである。
ドット絵は描けなくはないから、頑張ればいける。ただ、キャラクターは描けない。オブジェクトも描くのに時間がかかりそうだ。とにかく頑張らないと話にならないね。
2月27日 0時投稿