Apple Special Events 3月27日
Appleの新製品、あるいは新OSの発表が行われるのは、基本的に2つのイベントで行われる。一つは、世界中の開発者向けのカンファレンス、WWDC。そしてもう一つは、これとは別に、Appleが行っている事業に関する発表(プレゼンテーション)の場合は、「Special Event」として、別で執り行われることがある。
その発表が、3月27日、「Lane Tech College Prep High School」にて執り行われたぞ。今回のテーマは「教育」だ。
Appleは過去40年にわたり、教師が生徒のクリエイティビティを引き出せるように支援を行ってきた。そして現在、アメリカの小学校では、タブレットを教育がほぼ主流となっている。
デジタルの教育では、アニメーションによる解説や、アプリケーションを使った制作、ARを使った立体的な解説など、紙の教科書よりはるかに学びやすい環境になる。その点において、デジタルな教育の導入は、検討すべきである。
まあ、そういう感じで、Appleは教育支援に力を入れており、iPadは生徒たちの自由な発想を引き出してくれるものであるという。
今現在、App Storeで販売されているAppの数は、220万以上。その中で、約100万近くが、仕事効率化や、教育、制作支援などのAppだ。そのAppを使えば、仕事効率化にある、レポート作成や表作成、教育にある、3Dの人体構造模型や太陽系の模型など、様々なことができる。しかも、模型に関しては、自分で拡大したり出来るので、気になるところを拡大して調べる等と言ったことが出来る。
そんなiPadが、教育の現場で、さらなる活躍をしてくれるだろう。
さて、iPad、と言えば、この発表のもう一つのテーマが、この「iPad」だ。
iPad Pro10.5インチモデルが出る前に発売された、新しいiPad。iPad自体はこれまでのiPadシリーズを変わらないが、価格が安かった。37,800円とお求めになりやすい価格で発売されたが、その後のiPad Proで、あまり売れ行きは良くなかっただろう。
その経験を生かしてか、今回の発表で、そのiPadが、Apple Pencilに対応したぞ。
Apple Pencilは、絵を描いたりするのは勿論、書類に線を引いたりすることも出来る。人によってはかなりの使えるデジタルペンシルである。
ちなみに、僕はこのペンシルを持っている。本当は大学で、簡単なメモを取ったり、レポートの下書きなどで使うために買ったものだが、現在では、簡単な絵を描くために使ってる。
書き心地に関してだが、これに関しては、本当に書きやすい。手の横の部分がディスプレイに付いていても、ちゃんと認識しないでくれるので、ちゃんと手をついて、楽に書ける。ペンシルの認識は電磁誘導式。iPadは、この電磁誘導式と、指が認識する静電容量式が同時に認識してくれるので、指でデジタル定規を動かす事だって出来る。
ただ、これは僕のiPadだけなのか、分からないが、Apple Pencilがアクティブ(接続中)のとき、指の認識が悪くなるのだ。指が乾燥して、静電気を吸い取ってしまうのが原因なのか、それとも電磁誘導式が強く、静電容量式が弱くなるのか、分かっていないが、認識が悪いときがあるのだ。そういうときは、服でディスプレイをこすったり、再起動したりとしているが、これに関しては本当に訳が分からない。急に認識が悪くなられると、本当にイラッとする。
まあ、僕のiPadだけだと思うので、別に気にしなくていいんじゃ無いかな。もしそうなったら、ジーニアスバーにでも行けばいいと思うよ。
さて、新しいiPadだが、こいつは、37,800円からという低価格。現在販売されているiPadの中で、一番低価格だ。スペックもほどよいので、コスパはいいんじゃないかな。
因みに、iPad Pro10.5インチモデルのセルラーモデル。僕が買ったときは95,800円で買えたけど、今見ると値上がりしてたね。外国為替レートの影響かと思ったけど、Apple Pencilやケースは値上がりしてないので、ただ単純に本体を値上げしただけだね。今、同じ構成で買おうとすると、本体が101,800円、ペンシルが10,800円、それと別に買ったレザースリーブが15,800円、小計128,400円。これに消費税10,272円を足して、138,672円。当時の金額が132,192円なので、6480円ほど高くなってるね。
まあ、それはさておき、これは教育現場向けに販売された商品かな。アプリケーションなどは学校で支給するけど、本体は自分で用意してねっていう学校もあると思うので、親が安く買えるようにした値段設定かな。それでも、ペンシル込みだと、63,600円するけどね。(内訳: Wi-Fi+Cellularモデル 32GB、Apple Pencil)
と言うことで、今回の発表は、教育現場と、それに関する製品の発表だったね。因みに、クラスメイトがiPad Proを買ったらしく、何時買ったのかは知らないけど、もう少し待てば、安く買えたと思うから、ちょっと損したんじゃないかなって思ったね。(本人が満足なら、僕は何も言わないけど。)
僕がiPad Proを買ったときは、ペンシル対応がそれしかなく、かつ持ってるiPadがかなり前の世代だったから買ったけど、僕はこれに満足してるよ。買ったその後に安いのが出たら、さすがにちょっと後悔するけど。
というわけで、新しいiPadが登場だ。大学などで、デジタルノートとして使おうって思ってる人は、お買い得かもよ?
3月30日 21時投稿