KONANN1997's Blog

日常生活で起こった出来事などを書いています

WWDC2018 今回はソフトウェアのアップデート(iOS編)

 大手IT企業Appleが毎年開く祭典「WWDC(Word Wide Developers Conference)」。世界中のソフトウェア開発者が集まるこの祭典は、AppleのOSや、新たなSDK(Software Development Kit)の紹介などを行うものだ。去年はiPad Proや、iMac Pro、iOS11と言った、ハードウェアを追加で発表されたが、今年はソフトウェアに焦点が絞られ、ハードウェアを発表は一つもなかった。その代わり、今回のOSのアップデートは、よりいいものになったぞ。

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iOS12


 iPhoneiPadiPod Touchの基本OSであるiOS。現在のバージョンは11.4。そのOSのナンバリングアップであるiOS12では、処理関連に加え、新たに機能のアップデートも入ってるぞ。

 

・処理速度

 ロック画面からの復帰やカメラの起動、ファイルを開く動作には、一定の処理が入るのは説明しなくても分かること。

 その処理が、今回のアップデートで、速くなったとのこと。ロック画面からカメラを起動するのにかかる時間が最大70%も速くなり、ソフトウェアキーボードを開くのにかかる時間が50%速くなったようだ。(あくまでも理論値であるため、前後する場合がある)

 

・メジャー

 木材や距離を測るのに使うメジャー。そのメジャーが、iOS12で標準アプリとして搭載されることになったぞ。カメラを使ってモノを測るのは、以前からもApp Storeで会ったが、今回、標準で搭載されるとこになった。ただし、これはiPhone限定のようで、iPadには入らないようだ。(プレゼンを見た限り)

 

・AR拡張

 カメラを通し、3Dオブジェクトを実際にあるかのようにするAR(Augmented Reality)技術が新たに拡張され、ARを使ったゲームが対応することになり、今回のプレゼンでは、LEGOをARで遊ぶゲームが実際にデモンストレーションされたぞ。

 これにより、新たにARによるゲームが多く増えることになりそうだ。

 

FaceTime

 iOSに標準搭載されているコミュニケーションアプリ「FaceTime」。ビデオ通話だけでなく、音声通話も出来る、いわばAppleが作ったLINEと言えばわかりやすいだろう。このFaceTimeがアップデートにより、最大で32人と通話が可能になったのだ。

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 これまでグループ通話というものがなく、あまり使い勝手がいい訳でも無かったFaceTimeだが、最大32人と通話が出来るのは大きい進化であろう。これで、海外では使い勝手が良くなるだろう。(日本ではLINEがあるので、これでもあんまり使う人は増えないだろう)

 

・ミー文字/アニ文字

 ミーは「Me」のミー。つまり私だ。自分をアニ文字として利用することが出来るのだ。言うなれば、任天堂の「Mii」と同じ考えだ。これにより、より自身の感情を表現できるようになるだろう。

 また、アニ文字もアップデートだ。また新たに4体のキャラが追加され、アニ文字もより豊かなキャラクターを使用できるようになった。これは、使う人いるんじゃない?

ちなみに、アニ文字の録画時間が10秒から30秒に延長されるぞ。

 

・株価/ボイスメモ

 株価とボイスメモは、iPhone限定のアプリだった。そのため、iPadで株価を確認するには、Siriで質問して確認するしかなかった。しかし、それが今回、標準で導入されることになったのだ。ボイスメモも、iPadで何かをしながら、メモを取るという方法(プレゼンでの内容の確認、時間の測定など)も出来る。手軽に仕えるという点では、iPhoneのみの搭載は正解であるが、やはりiPadを使ってる人でも、ボイスメモ、特に株価はほしいよねってことで、追加になったわけだが、あんまりここら辺を使わない人にとっては、あんまりいい内容ではないかもね。でもiPadの大画面で株価が見れるのはいいよね。

 

・起こさないでください

 実際は「おやすみモード」。だけど、こっちの方が面白いのでこっちで。今回おやすみモードの新しい機能が追加されたのだ。

 このモードでは、指定した時間帯は、画面の壁紙をシャットアウトし、時計と緊急の通知以外を表示させないようにする機能だ。これにより、睡眠を妨害するような上司の電話も気にしないで済む。

 

・Time Check

 1日にどれぐらいAppを使ったか、どんなAppを何時間使ったのか。それを計測してくれるのが、このTime Checkだ。この機能は、特にお子さんをお持ちの保護者にとっては、見守りモードのような機能だ。この機能を使えば、使うAppごとに時間制限をかけることができ、長時間の使用に制限をかける事が出来る。指定した時間が近づくと、リマインダーが通知を送るよう設定されているため、子供はどのくらい使ったのかを知ることが出来る。

 

 以上が、WWDCでアナウンスされたiOS12の新機能の一部だ。他にも多くの機能があるが、現在確認できるサイトがAppleの米国サイトだけなので、これ以上は分からない。そんなに英語が分かる訳でもないので、申し訳ないがここまでで。

 他にも、macOS Mojaveがプレゼンされたが、こっちは後で。

 これを書いてる時の裏話をするとなると、今日電車が遅れたせいで、これを書く時間があんまりとれなかったのだ。なので、macOSはもう少し後で。

 macOSもかなりの新機能が増えたようだぞ。これはかなり期待できる。

 あと、今回対応の機種は以下の通り。

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