KONANN1997's Blog

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WWDC2018 今回はソフトウェアのアップデート(macOS編)

 前回に引き続き、WWDCの内容を簡潔にまとめていくぞ。今回は、macOSの方がより進化したようだね。

 

macOS Mojave


 Mac製品すべてにインストールされているOS、macOS。現在のバージョンはmacOS High Sierra10.13.4。それからもう一つ上のバージョンとなったMojave。Mojaveはモハベと読み、これはモハーヴェ砂漠から名前を取ったようだ。バージョン10.9から、動物の名前から地名がバージョン名として使われるようになったが、今回は少しダークな感じに仕上がったようだ。

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・ダークモード

 基本的に、Macのウインドウは白に近く、これを真っ黒にするには、いくつかの手順を踏まなければならなかったが、今回から、ダークモードが追加され、デフォルトで黒にすることが可能になったのだ。

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 これにより、黒の方が集中できるし、夜中とかは、無駄に明るくないので、目にも優しい、なんとも優しい機能となった。もちろん、これまでの白にも出来るので、そこは人お好みで設定しよう。

 

・ダイナミックデスクトップ

 パソコンのデスクトップ画面の背景は大体静止画が基本であった。これは、デスクトップ画面の処理を最小限に抑えるためのものであるからだ。Steamには、デスクトップに映像を流せるソフトウェアもあるが、それを使うと、同時にその分の処理をするので、結果的に複数の処理で詰まってしまうことがある。スペックの高いパソコンなら問題ないかも知れないけど、それでもやってる人はあんまり見ないかな。

 さて、その高負荷のかかるこの機能だが、Appleがダイナミックデスクトップとして、設定できるようになったのだ。これは実際の時刻と同期し、あたかも窓からその風景を眺めているかのような感じに仕上がっているぞ。

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ダイナミックデスクトップの時間による背景の変化

・ファイルのスタック

 デスクトップには、基本的に何度も使うファイルから、そんなに使わないファイルなど、多くのファイルがデスクトップ上に散らかってることがある。それを解決するためにフォルダというのもがあるが、それを使わずに、ただファイルをデスクトップに出しっぱという散らかり様を、どうにかするために、スタックという機能が追加されたぞ。

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デスクトップ上に散らかったファイルを自動でまとめる

 まとまったファイルはマウスでクリックすると、そのまとめたファイルを展開し、すべてのファイルを確認することが出来る。これでファイルは必要ないかな。でも、重要なモノ、何の類いのモノかをまとめるには、フォルダを使った方がいいかもね。

 

・Finder

 Finderとは、Windowsでいうエクスプローラと同じ役割を持っている。また、このFinderのアイコンは、昔のMacの起動の画面に出てきた、いわばMacのマスコットキャラクターの様なモノだ。

 そのFinderに、いくつかの新機能が追加された。

 写真などをギャラリー状に表示するギャラリービュー。

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 また、今回のアップデートで、Finderで写真などのメタデータなどの確認もできるようになったそうだ。

 Quick Lookもアップデートされた。これまでは開いて簡単に閲覧する程度のものであったが、今回のアップデートで、ファイルに矢印や文字などの編集が行えるようにもなったのだ。ビデオの場合は簡単に映像のトリミングも可能になったし、画像の回転も可能になったのだ。

 

スクリーンショット

 現在、どのOSでも、スクリーンショットを簡単にとることができる。Macなら撮ったスクリーンショットがデスクトップ上に保存され、Winの場合は、ちょっとばかり手順を踏まないといけない。そのMacでのスクリーンショットがもっと簡単に、そして便利になったのだ。スクリーン全体をとる「全画面キャプチャ」、撮りたいウィンドウを撮る「ウィンドウキャプチャ」、指定した範囲だけ撮る「選択キャプチャ」。この3つのほかに、全画面のスクリーンを録画する「全画面ビデオキャプチャ」、指定した範囲だけ録画する「選択ビデオキャプチャ」。

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 キーボードショートカットで撮影できたスクリーンショットだが、これからはショートカットでメニューを開き、そこからメニューを開いて撮影する、簡単な仕様になったようだ。しかも、画面を録画することもできるようになったのだ。これは、iOS11で追加された「画面録画」の流れかな。

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 ともあれ、これでスクリーンショットも、録画も簡単になったね。(ちゃんと画面の音声も撮ってくれるのか気になるところだけどね)

 

・株価/ボイスメモ

 iOS12でも追加される予定である株価とボイスメモだが、Macでも同様に追加されるようになった。ボイスメモに関しては、メディアが一番活用しそうだね。パソコンで記事を書きながら、同時にメモでその会議の音声を録音する、今回のWWDCとかで役立ちそうだね。あと、株価も、パソコンで株価の様子を見れるのも、いいところだよね。

 

Mac App Store

 Mac上で、安全にアプリをダウンロードできる、Mac App Store。このストアが、デザインを一新して、リニューアルだ。デザインはiOS11のApp Storeと同じ感じになったかな。

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簡単なニュースなどが表示されるiOSApp Storeのデザインは、僕は気に入ってるよ。

 

 さて、今回のWWDCの目玉は以上かな。他にも、tvOSや、watchOS 5が発表されたけど、それは各自で調べてもらおうかな。そんなに変わった内容でもないし。

 ということで、今回のWWDCはソフトウェアのみの発表だったが、ハードウェアに関しては、今秋になるそうだ。そこでは、噂のベゼルセスのiPad ProXや、iPhone SE2などが発表されることを期待しよう。

 今回の内容も、結構いいものだったね。