iMac、Apple ID認証エラー
2007年の12月に購入して*1、早10年。いろんな事をこのMacで行ってきた今日、Apple IDの不具合で、昨日から試行錯誤を繰り返してきたが、ついにギブアップ。Appleのアドバイザーに連絡することになった。
もう10年間使ってきたiMac。親がね。ゲームも調べも、何もかもがこのMacで行ってきた。長年使っていると、やっぱりどうしても不具合とかが現れる。そんなのは初めっから承知の上だったけど、これはさすがに想定外。Apple IDの認証エラーは前にも同じ事があったので、なんとかなると思ったけど、今回のは初めてのパターン。しかもネット記事でも見つからないやつ。ネットのやつだと、シリアル番号が「なし」になってるのが原因らしい。
「でも残念。原因はシリアル番号ではないのだよ、マイルズ君」(アサシンクリードからパクった。)
と、パクったネタを噛ませつつ、今回の状況をまとめてみるとしよう。
まず、昨日からApple IDが認証を拒んでくるので、ネットでいろいろと探りを入れてたけど、結局無理だったんで、断念。
で、今日3月30日、クラスメイトとのなんちゃって勉強会を開いて、16時に帰宅。その後、17時半ぐらいから、リベンジ。したけど返り討ちに遭ったんで、結局Apple Careアドバイザーの力を借りることに。
アドバイザーに症状と現状を説明。(ここからはアドバイザーとの電話のやりとりも書いていくよ)自:自分、ア:アドバイザー
Log:
自:Apple IDを入力しても、認証を受け付けてくれない。iCloudでも同じ症状が。
ア:その症状が現れた機種について教えてください。
自:2007年に購入したiMac。バージョンはEl Capitan(10.11.6)。
ア:それでは、画面共有のアプリケーションをダウンロードしてください。
アドバイザーに言われたとおり、Safariで専用の画面共有のアプリケーションをダウンロード。起動してみると、画面にパソコンとパソコンが接続中の意味をするアニメーションが。だけど、画面共有は行われず、それどころか、起動した瞬間にエラーのダイアログが出てしまった。アドバイザーによると、セキュリティソフトウェアが何らかの干渉しているかもしれないと言っていたが、保護機能を無効にしても、結果変わらず。
Log:
ア:次にiPhoneかiPadに画面共有のリクエストを送信するので、ダイアログが表示されたら、「承認」ボタンを押して、「同意する」を選択してください。
通話中のiPhone7だとダイアログは届かないっぽいので、iPhone6+に変更し、iPhone7をフリーにする。そしてダイアログが届いたので、承認して、同意。画面上部には「画面を共有しています」と表示されているが、向こうには何故かデータは届かず。何度も同じ事を繰り返したが、結果変わらず。
Log:
ア:次はセーフブートで起動してみてください。一旦Macをシステム終了して、Shiftキー押しながらで起動してください。
セーフブートは余計やキャッシュファイルを読み込まずに起動すること。ただし、本来起動を高速化させるキャッシュファイルも読み込まないので、結構時間がかかる。初めてセーフブートで起動したので、あまりの起動の遅さにビックリしたぞ。
で、画面共有のことを行ったけど、エラーダイアログが初めに出てくるので、結果だめ。
Log:
Macを一旦システム終了、その後Commandキー+Rキー押しながらで起動。「OS Xのインストール」をクリックして、上書きインストールへ。ここでもApple IDは聞いてくるけど、ここでは難なくパスしてくれたぞ。
1時間近くかけてインストールは終了。同様にiCloudへサインインしようとするが、結果は変わらず、「This action could not be completed. Try again.」のまま。
Log:
ア:次で最後のトラブルシューティングになりますが、次でだめならば、コンピュータ自体が故障している可能性がありますが、とりあえず行ってみましょう。ハードディスクに新しいパーティション、100GBぐらい区切ってください。そこにOSをクリーンインストールしてみて、それでもApple IDが認証してくれない場合は、コンピュータ自体が故障しているかもしれないです。
パーティションを新しく区切り、インストールへ。と、ここでアドバイザーの営業時間が来てしまったため、ここで終了。あとは明日の19時に結果報告となった。
約40分かけてインストールは終了。セットアップ時にApple IDを聞いてくるので、入力してみたところ、何とパスしてくれたのだ。結局OSの問題で、上書き再インストールでは一部ファイルは書き換えてくれなかったみたいで、同じ症状が現れてしまったのだ。
17時半から21時まで、約4時間30分の長きトラブルシューティングは一旦終わりを告げた。良くここまで一緒にいろいろと付き合ってくれたので、アドバイザーには感謝だ。
とはいえ、完全に終わった訳ではないので、明日報告して、パーティションを一つに戻して、データを初期化、再インストールを行わなければならない。しかもTime Machine(バックアップ)からの復元作業は異常なまでに時間がかかる。短くて2時間半はかかるよ。
まさかこんな症状が起こるとは。システムソフトウェアはほんま恐ろしいでえ。
(ここから、トラブルシューティングが終わってから書いてるよ。)
さて、翌日になり、アドバイザーから電話が。現状報告を終え、Time Machineバックアップ復元を実行。電話は19時から行って、開始が20時前。しかも復元には異常なまでに時間がかかり、Time Machineバックアップは約5時間もかかった。Appleの営業時間外になっても、電話をしてくれたのだが、まあ、終わる訳がない。結局報告は月曜日、週末は担当の人はお休みだった。別の人に担当させても、これまでの状況が分かる訳がなく、1から説明するの面倒だし、復元すれば直ると思ったので、報告は月曜日に。
復元作業は日付が変わる前に終了。iCloud、iTunesともにApple IDはパスしてくれた。
長かった!とにかく長かった。なんとか無事に終われたので、よかったよかった。その後の報告で、「もし症状が再発したら、私(今回の担当者)のサポート番号をお伝えしますので、万が一再発した場合はご連絡ください」と、丁寧な対応をしてくれた。
とにかく、これでiMac2007の問題は解決。なにがどうなってこうなったのかは全く分からないが、まあ、それは気にしなくていいか。再発したときに一気に調べよう。