Apple Keynote3月21日 iPhone SE編
Appleの製品を発表するKeynote(正確にはSpecial Event)が日本時間3月22日2時に行われた。その内容の1つ、iPhoneについて。(Keynoteは公式サイト、またはYoutubeより)
iPhone6の登場により、画面が大きくなり、iPhone 6Sと続いてiPhone SEと呼ばれる機種が発表されたが、iPhone SEは画面が4インチ、iPhone 5と同じ画面サイズになったわけだが、実は画面の縮小化にはあるデータを元に決定されたのだ。
大半の人が画面が大きい人がいることが、Appleの調査で確認されている*1が、残りの人がコンパクトなスモールタイプのiPhoneが好きだという結果も出ている。これが第1の理由。
第2の理由は、ユーザーが初めてスマートフォンの利用を始めたとき、またはAndroidから乗り換えたときの割合だが、全世界の割合では4割半だが、中国などでは6割がiPhoneを初めて使っている。その時がiPhone 5、または5S、5C*2の時だった。なので、彼らにとって、4インチのiPhoneの方が印象が高いのだ。
それに応えるために、新たにiPhone SEというモデルを発売することになったのだ。性能も、iPhone 6Sと同じパフォーマンスなので、iPhone 6Sの4インチ版、だと思ってもらったほうが早いだろう。人によってはマイナーアップデートだと思うかもしれないが、デザインも、昔のiPhoneと同じ設計になり、iPhone 4あたりを使っていた人にとっては懐かしいことだろう。
公式のキャッチコピーは「A big step for small.(小さなボデイの大きな一歩)」というフレーズで、いま気になる人が多いことだろう。懐かしく、また小さなボディでの可能性を超えるという意味で、これからも4インチのiPhoneが出るのではないかと、個人的には思っている。
予約は3月24日からで、発売は3月31日。予約は始まっているので、気になった人は近くのApple Storeにでも足を運んで、実際に見て、触れてみてはいかがかな?
3月29日 9時投稿